うつ病
 

うつ病がよくならない?もしかしたら、、、
その正体は?!

 

皆さんは、うつ病で苦しんでいる方が世界にどれだけいるのかご存知ですか?

WHO(世界保健機関)が、2017年にうつ病の人が世界で推計3億2,200万人に上ると公表しました。

この数字に私はとても驚きました。全世界人口の4%を超えているそうです。

日本においては約506万人(2015年時点)。現在はもっと増えていることが予想されます。

そんな世界的に患者数の多いうつ病ですが、私は家族の実体験からあることを感じるようになりました。

それは本当にうつ病?

うつ病の治療はしているけど、なかなか良くならない。そういったことを耳にすることは、ちょこちょこあります。

ドクターの判断ではなく、自分だけの判断でよくなったと思って薬を勝手にやめてしまったりすると、回復から遠ざかってしまいますが、ちゃんと治療を続けていても症状の改善がみられないことがあります。

何故よくならないんだろうか?薬があっていないのかな?、、、

そんな疑問が頭の中をぐるぐる駆け巡っていたとき、あることを耳にしました。

それは、、、血糖値の乱高下が精神状態に影響を与えているというものです。

特に「低血糖」がよくないというのです。考えもしなかった新しい視点と出合いました。

血糖値?

ここから連想するのは、多くの人が「糖尿病」ではないでしょうか。

それが、健康診断で問題がない人もまったくの無関係ではないみたいなんです。

重要なことなので、お時間が許せばこのまま読み進めてください。

人の身体は、食後は血糖値が上昇し、インスリンというホルモンが血糖値を正常な範囲まで下げます。長時間食事を摂らずにいると、血糖はどんどん下がり、逆に今度は血糖値を上げるホルモンが分泌されるというサイクルがあります。

ここで問題なのは、血糖値が下がりすぎて低血糖になると、感情との繋がりが深いホルモンが過剰に分泌されることです。その結果、イライラや物に当り散らしたり、暴言を吐いてしまったり、不安感が増すと言われています。

食べ物が溢れている時代にも関わらず、「低血糖」になる人が増えているようです。

これを「反応性低血糖」といい、血糖値が通常以上に高い「食後高血糖」の状態を起こしやすく、血糖を下げようと過剰にインスリンが分泌された結果、急激に血糖が下がってしまいます。こういった乱高下が、精神によくないというのです。

うつ病と低血糖は症状が似ている?

この2つを比較すると、疲労・倦怠感・イライラ・不安感・冷や汗・動悸・吐気・頭痛といった症状がよく似ています。

精神の病から表れる症状と、低血糖によって表れる症状が似ていることから、近年、低血糖と精神(感情など)の関連性の研究が進められているといいます。

うつ病と思っていたものが、実は「反応性低血糖」で血糖値が不安定になり、精神的な安定が得られず、苦しく辛い日々が続いているのかもしれません。

うつ病の治療をしているのに、なかなか良くならないと感じている方がいたら、この「反応性低血糖」を疑うのも、新しい一つの視点になるかもしれません。

私は、糖尿病の人だけが血糖値の管理をするものだと思っていましたが、どうやらそれは間違っているようです。

血糖値の安定が精神の安定につながり、集中力や前向きな気持ちの継続といったポジティブなものをもたらす。

自分で調べたことや、ドクターの見解を統合すると驚きの連続でした。ある意味、目からウロコでした。

日頃から食べる食材などを意識し、食事管理によって血糖値をコントロールすることは、身体的な健康の為だけではなく、豊かに心自由に生きるためにはとても重要なことなんですね。

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